犬に心はあるか。

ほぼ日で連載中の「いきものの先生」が昨日最終回を迎えた。
カリスマ獣医と呼ばれる野村潤一郎先生の対談形式のコンテンツなんだけど、
これがとても興味深い。

「食べものを食べてりゃ
 生きていかれるってわけじゃねえんだな」って。

いきものの先生 第6回 クワガタムシも笑うんだ

こんなことを見る度に食って寝てるだけなら死んでるのと変わらないなと考えたことを思い出した。

犬の心

さて、犬に心はあるかと聞かれたら私は「ある」と答える。
客観的にそれを証明することは出来ないけど、そうとしか考えられない出来事があったからだ。

高校に通ってた頃、友達の家でテレビを見てたかゲームをしてた時のことだった。
夏場で暑かったし、マンションに住んでる人通し仲の良い所だったので玄関は開けっぱなしだった。
何か物音がして振り返ったら隣で飼っている犬が廊下を走ってきた音だった。
その時、アレ?となってからハッとした表情で犬は出て行った。
このときの犬の顔は今でもハッキリ覚えている。

表情から思ったことが読める時に「顔に書いてある」と言うが、
まさに犬の顔に「書いてあった」

あの時のインパクトを文章で説明するのは難しいな。
こんな感じだろうか・・。

「ただいまー・・・ってアレ?ここ俺ん家だよな?
 でも、こんな奴知らないぞ?・・・よく見たら部屋の様子もちょっと違うような・・・・・
 間違えた!!1つ隣だったぁぁぁああああ!!!」

という感じの顔だった。
あれだけの表情を見せるのに心が無いなんて考えられないのだ。

NHK「プロフェッショナル」と犬

もう1つ印象に残ったところが

動物を飼っている人は、
「違うな」と思いますよ。

いきものの先生 第6回 クワガタムシも笑うんだ

読んだ瞬間にイチローが一弓と遊んでる姿が浮かんだ。
もう1人浮かんだのが、工場再建の山田 日登志さん。
番組の冒頭で犬と散歩をしているシーンがあった。
有名人でなくても犬や猫を飼っている友人達は確かに「違うな」と思ったことがある。
一言で言えば「いきいきとしている」だろうか。

こんな内容が全8回の中に詰まってる対談でした。
週末から犬を飼う・・のは無理でも休日に動物園に行きたくなりました。

余談

元々頭に浮かんだこととはちょっと違った終わり方になった。
本当はもう少し違う形でまとめたかったんだけど・・・。